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ライブレポート|2020年6月27日 滅火器 Fire Ex. 2020 「藝文大匯演」凱道舞台 セトリ有り

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ライブレポ/セトリ
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こんにちは!今回は、2020年6月27日に台北で行われた、滅火器 Fire EX.の久々のライブ、『端午謝平安 藝文大匯演』の様子をお届けします。

COVID-19の影響で、しばらくの間、全ての演出を取りやめていた滅火器 Fire EX.。観客が参加できるライブとしては2月14日の最新アルバム『無名英雄』ツアー@高雄以来、およそ5ヶ月ぶりです。

世界的に見てもCOVID-19の押さえ込みに成功しているとされる台湾では、6月に入ってから徐々にライブハウス等での活動も再開されていますが、ここまで大きなイベントでの演出は、これが最初ではないかと思います。そんな新たな出発点である日の演出を滅火器 Fire EX.が任せてもらえるというのは、やはり彼らの台湾での活躍を物語っているのだと思います。

このイベントは、台湾の中華文化総会(中華文化總會)が主催するもので、端午節で台湾は6月25日-28日が4連休であることに合わせて開催されています。

では早速ライブレポートへと進みます。

ライブ映像

こちらから振り返ることができますよ〜!

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ライブ振り返り(セットリスト付き)

0.Intro

Introは1曲目の無名英雄に続くおなじみのメロディ。いつもより一回し長いVer。

1.無名英雄

このライブは2月に行われてた最新アルバム『無名英雄 Stand Up Like A Tiwanese』のツアーの追加公演の代わりの位置付け、ともFBに書いていた通り、タイトル曲《無名英雄》からスタート。しばらくはこの曲から始まるライブが続くんでしょうね〜。ちょっと生放送だからか音量バランス甘めでしたが。Samはかなり髪を切りましたね〜。

2.生活革命

アルバムツアーと同じ曲順で2曲目は《生活革命》へ。ここからSamはギターを持ち演奏開始。本日はいつもと異なりGibson SGですね。Orioはアウトロのワウはちゃんと踏んでますね!

3.雙城記

3曲目は《雙城記》。凱道で歌う《雙城記》はインパクト大ですね。光復香港,時代革命!

4.一九四五

5.百年追求

6.少年家

MC

最初に、今起きているこの状況に関して、第一線で戦っている関係者への感謝を伝えたいと思います。昨年12月に発売されたアルバムはこの台湾という土地に関する、これまで起きた様々な事柄について歌っています。次の曲はしばらく演奏していない曲です。

7.自信勇敢咱的名

6曲目までは2月のツアー(台北、高雄)と同じセトリでしたが、この曲はツアーでは演奏していない曲です。1月24日の『109年春節聯歡晚會』の映像配信以来5ヶ月ぶりですね。2020年1月の総統選挙における、蔡英文総統の応援ソングでもある名曲です。

8.海島冒險王

最新アルバムでも大人気のこの曲。最後のサビの入りは観客にゆだね、合唱の展開でした。

9.晚安台灣

名曲《晚安台灣》。ラスサビは観客との合唱でした〜

MC

5年前の今日(2015年6月27日)は僕たちにとって特別な日、つまり金曲獎を受賞した日です。この曲は僕たちの功績に対して送られたのではなく、それまでに行われた運動(ヒマワリ運動のこと)があったからこそなのです。次の曲は《島嶼天光》です。

10.島嶼天光

滅火器 Fire EX.を名実ともに台湾のスーパースターにした曲はまさにこの《島嶼天光》ですよね。2014年のヒマワリ学生運動という台湾の民主主義の意識を世界中に知らしめた歴史上でも大変重要な瞬間に、彼らを応援する曲として寄り添った《島嶼天光》は、2015年の金曲獎(台湾のグラミー賞)を受賞した以上に、台湾の民主主義を代表する曲と言っていいでしょう。この曲は有名ですが、台湾ではあまり演奏されない曲でもあります。直近の生ライブでは2020年1月1日の『愛鳳山 草地音樂會』@高雄、配信映像では2020年1月24日『109年春節聯歡晚會』以来です。

MC

2月の単独ライブ以降こうした生ライブを実施してこれませんでした。2月に3回、新アルバムのライブを行って以降、今起きている状況に影響され、全てのライブが中止になってしまいました。だから、今日のこの90分のライブはとても良い機会です。いつからいつまでライブができないのか心配していたけど、今日から前に進んでいきます。

年末、バンドが20周年を迎えます。20年間バンドを続けるって、簡単なことではないんです。アルバムではないけど、小説を発売します。年末のライブはいま準備中で、すぐに告知しますよ!

まだまだ演奏するよ〜みんな準備はいいか?の掛け声で《早安台灣》へ。

11.早安台灣

12.南國的風

13.海上的人

Samはギターを置き、観客席の元へ(RBが代わりに演奏)。結構ステージは高いところにあるんですね。いつもみたいに観客に支えられながら歌う様子はありませんでしたが、しっかりとグータッチを交わしていました。ラスサビは観客と合唱。

14.十二月的妳

MC

次の曲は最新アルバムの中の曲ですが、特別な曲です。元々は2016年の映画のために作られた曲です。

15.航向遠方的船

Orioは立ちながらのアコギ演奏を披露。単独ライブの時は座りながらだったのでちょっと新鮮な演奏でした!Orioはアコギは嫌いと言っていますが(2月のライブにて)様になっていましたね〜!

16.長途夜車

17.繼續向前行

ここまでで本編は終了、一度司会が観客を帰しますが、Samが出てきて、アンコールの準備ができていないので、1曲だけ何かやりますと。(結局3曲やったけど)

せーので手を上げて一番最初にあげた人がリクエストの権利を得ることができるということで(絶対適当だろ笑)、見事指名された観客、声が小さくて聞こえず。マイクをスタッフから渡されるもSamがマイク使わずに〜とのことで、結局《台11》!と。歓声が沸き起こりました(超人気曲です)。

その時のJcの反応をご覧ください笑

そしてなぜか日本語で「すみません〜台11、ちょっと〜ちょっと〜難しいね、すみません」と返答するOrio笑 いや、返答した客日本人じゃないと思うけどwww 該当シーンは以下より。(時間=1:26:47)

結局メンバーで集まって決めると笑

18.欲走無路

19.憂愁戀歌

20.人生

ということでセットリストはこちら

  1. 無名英雄
  2. 生活革命
  3. 雙城記
  4. 一九四五
  5. 百年追求
  6. 少年家
  7. 自信勇敢咱的名
  8. 海島冒險王
  9. 晚安台灣
  10. 島嶼天光
  11. 早安台灣
  12. 南國的風
  13. 海上的人
  14. 十二月的妳
  15. 航向遠方的船
  16. 長途夜車
  17. 繼續向前行
  18. 欲走無路
  19. 憂愁戀歌
  20. 人生
ライブレポ/セトリ
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台湾音楽ノート
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