歌詞解説|《Keep On Going (Japanese Ver.)》– 滅火器 Fire EX.

歌詞翻訳

今回は滅火器 Fire EX. 4年ぶりの日本版アルバムとなる『UNSUNG HEROES』から《Keep On Going (Japanese Ver.)》を取り上げます。台湾で2019年12月に発売された原盤『無名英雄 Stand Up Like A Taiwanese』に含まれていない曲の1曲です。

この曲は、2016年発売のアルバム『REBORN』に収録された台湾語の名曲《繼續向前行》の日本語アレンジです。前回紹介した《夜行バス》に引き続き、HUSKING BEEの磯部正文氏が日本語歌詞を担当しています。

原曲《繼續向前行》は台湾でも日本でもライブでは頻繁に演奏され、またその曲調やメッセージ性も手伝ってか、常に人気曲としてファンから愛される曲ですが、実は日本人にとって忘れてはならないことがあります。この原曲のMVは、岩手県宮古を中心とした東北地方で撮影され、MVのメインを占めるのは東北大震災の復興の象徴とされる場所ばかり。MVの最後に震災へのメッセージが日本語及び台湾華語(中国語)で表示されますが、これには当時多くの日本人ファンが涙したといいます。《繼續向前行》はまさしくKeep On Going、進み続けるという意味ですが、日本とゆかりのある曲で、前向きなメッセージを日本語で歌ってくれることには深く感銘を受けますよね。

滅火器 Fire EX.は、東北ライブハウス大作戦という東北被災地域でのライブハウス建設プロジェクトにも共鳴し名を連ねているほか、ギターのOrioは、仕事の時は常に東北ライブハウス大作戦のラバーバンドを付けているなど、日本・東北への関わりは今でも続いています。そんな彼らがこのデビュー20周年に「進み続ける」というメッセージを《Keep On Going (Japanese Ver.)》に載せて、日本語でリリースする意味を考えていかなければなりませんね。

ちなみに原曲のMVには、公式で用意された日本語字幕が表示されており、台湾語原曲の意味を忠実に再現していますが、今回の日本語版では全く異なるストーリーが展開されていました。詳しくは以下の歌詞をご覧ください。

動画(原曲 台湾語 Ver.)

歌詞

もうだんだん 出かける時間
涙置いた瞬間

潤む君の目は 乾いた心
見つめてるだろう 知っているだろう

景色はきらきらな 望み隠しては
振り向かぬ勇気を 解き放った力を
歩む道のりで待っているから

風が運んだ君の記憶は 祈り奏で
問わず語り染み込むような 月の下
空に浮かんだ君の未来を掴まなきゃ
消えそうな光を今 照らすのさ

苦しみ辿り着いた
歌物語は
届き響き重なり合えば
透き通るように寄り添えば

風が運んだ君の記憶は 祈り奏で
問わず語り染み込むような 月の下
空に浮かんだ君の未来を掴まなきゃ
消えそうな光を今 照らすのさ

照らすのさ

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