こんにちは!台湾音楽にどハマりする@JGです。このサイトでは台湾の音楽に関する情報をメインにお届けしているのですが、そもそも僕は20年来のB’zファンでして、ロサンゼルスやハワイのライブまで追っかけるぐらいのB’zマニアなのです。
そんな僕にとってB’z松本孝弘さんと台湾のTOPバンド 五月天 Maydayのコラボレーションは扱わないわけがありません。
五月天のギタリスト怪獸MonsterはずっとB’zの松本さんの大ファンで、B’zの曲を沢山練習してきたと公言しています。PVなどでも松本さんモデル(主にGibson DC)を使っているシーンもみられますね。
五月天はこれまでに2曲のコラボレーションを実現しています。
1.三個傻瓜Three fools
1曲目は2011年にリリースされた「三個傻瓜 Three fools」。傻瓜はバカ、とかまぬけみたいな意味ですね。B’zファンなら秒で感じると思うのですが、これ完全にB’zの「LOVE is DEAD」でしょ笑 最初のベースライン、ホーン隊の使い方がまんまでニヤケますね、最高すぎる。ギターソロの前のホーン隊笑 あれこれLOVE is DEADか。いや三個傻瓜と再確認。
Outroの前に何か言葉が発せられるのですが、よく「Tak Come On!」と書かれている文献がありますが、これは「Take off, come on!」ですね。映像を見るとわかるのですが、ロケットが発射する瞬間に対して発している言葉です。
(注)実は中国語文献では「Tak Come On!」というやりとりがあったとされています。そのため、「Tak Come On!」なのかとも思っています。が、この音源を聴く限りはどうも「Take off, come on!」に聞こえます。また、日本語文献を漁っていると、2バージョンあるともされています。が、配信サービスで全バージョン聞いてみても同じく「Take off, come on!」に聞こえます。うーん謎笑 僕は耳で聞こえた「Take off, come on!」であると信じたい笑 なお、五月天の実際のライブでは「Monster, come on!」(*Monsterは五月天のギタリストの名前)とボーカルの阿信が叫んでいるので、、、迷宮入りです、、
さていよいよ松本さんのギターソロ(Outro)が始まるわけですが、しょっぱなからTak節全開。音作りはもちろん、スライドの使い方から連続チョーキングもB’zそのもの。フレーズの中盤は2010年の「Magic」のギターソロにあるような1弦から降りていくフレーズ、結構同時多用していました。そして、チョーキング+タッピングは伝家の宝刀。でもって高速ピッキングはこれまた「Magic」のギターソロそのまま。
曲を聞いた限り、Outro以外は松本さんではないでしょうね。以前中国語のインタビュー文献を見たときも確かそう書いてあったと思いますが、またその記事を見つけたら追記しておきます。
2. 九號球 9-Ball
2曲目は2014年にMonsterソロとしてリリースしている「九號球 9-Ball」。映画「逆轉勝Second Chance」の主題歌でもあります。原曲は2003年に五月天として一度リリースしています。
PVの冒頭に吉他solo 松本孝弘(B’z)としっかりと書かれています。紛れもなくB’z松本孝弘さんとのコラボレーションです。ギターソロとは書いてありますが、イントロのボリューム奏法も松っちゃんらしい音色で、これも松本さんなのかな(soloの定義が不明なので)
動画3:13からのギターソロは間違いなく松本さんでしょう。音色効いた瞬間分かりますね。逆に3:13までのちょっとした単音の音色は松本さんではなくMonsterだと思いますね、それくらい違いがはっきりしています。
ギターソロは音作り(太さと抜け感)はもちろんですが、手癖がすごい笑 B’zファン並びにギターファンはニヤつくこと間違い無しでしょう笑
そして、4:16からのアウトロ。これ絶対松本さんでしょ笑 音が完全にそうなのと、手癖がすごすぎでニヤニヤが止まらないっす笑 ビブラードとチョーキングのタイミングがたまらんw この曲のコラボを実現してくれたお2人に感謝したいです!
ちなみにギターの弾き方はこちらの動画、 TV出演時の映像で確認できます。最初アテフリかと思いましたが、ちゃんと弾いてますね。チョーキングで気付きました。
ちなみに日本語版も「追憶のナインボール」というタイトルでリリースされています。ギターは中国語版と同じく松本さんのバージョンが採用されてます。